今回はMINIのチェックエンジンランプ点灯、修理のご依頼です。
お客様からお話を伺い、おクルマもみせていただき、ランプは点灯してはいるが調子はどこも悪く感じない。とのことです。
この時点でピンときてはおりますが、とりあえずはチェックです。
このMINIのOBDコネクターは、運転席足元上部にありました。
以外と普通ですね。外車なのでもうちょっとわかりずらい場所かなと思いました。
スキャンツール(車輌診断装置)にて、診断。
O2センサー系(ラムダセンサー)という結果です。
最近の車両では、国産車・外車問わず、この部品が使われております。
そして、今回のような症状の場合、O2センサーの不良の場合がとても多いです。
一応確認の為に単体で点検、取り外します。
一目瞭然、左が車両からとりはずしたものです。。。すごいカーボン!
確認すると、やはりセンサー本体の不良でした。
O2センサーの役目は、排気ガス中の酸素濃度を検出し、エンジン内の燃焼が正しく行なわれているかをモニターしコンピューターに信号として送ります。
そしてその信号を基にコンピューターは燃料の増減を微調整し、排気ガスをクリーンにしようとするわけですね。
しかし、あくまでも微調整なので、チェックエンジンランプが点灯しても、ドライバーはクルマの不調はなかなか体感できません。が、微妙に燃費が悪化したり、車種によってはアイドリング不調、エンストを起こしてしまう事もあります。
ということで、新しいセンサーを取り付け、エラーコードを消去します。
それにしても、高いですよね~・・・
キーワード:
ミニ チェックランプ センサー
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